10.2.ライブラリアン |
ライブラリーの形態システム制御用ライブラリー
ユーザーライブラリー
ここで、標準化の対象として考えるべきは、ユーザーライブラリーの独立したユーザー作成のシステムの登録先である。 ユーザーライブラリーの種類本番用ライブラリー(テスト済で実際に業務等で使用されるオブジェクトが登録される先)プログラム関連ライブラリー
データベースライブラリー
原始ソースライブラリー
開発保守用ライブラリー
ユーザーライブラリーの運用本番用ライブラリー(TYPE*PROD)特別に権限を与えられたライブラリアンによってのみ登録されたオブジェクトに変更が可能となる従って、緊急の時を除き、プログラマーやSEも登録内容の変更は禁止される。ライブラリアンに対しては、プログラマーやSEから『依頼事項』として、登録内容の変更が伝達される。これは、本番用ライブラリーに登録されたオブジェクトの属性や作成者を一元管理の元に置くためである。 開発保守用ライブラリー(TYPE*TEST)開発中もしくは修正中のオブジェクトはプログラマーまたはSEのみが変更、再作成を許可されるライブラリアンは所定の用紙によりプログラマーやSEから『依頼事項』として伝達されて、初めて、それを本番用ライブラリーに対し移行する事のみ可能となる。それまでは、開発保守用ライブラリーに登録されたオブジェクトを触ることは許されない。但し緊急の場合は例外的に開発保守用ライブラリーの内容を変更できる。この場合、事後のプログラマーやSEの承認を要する。 上記は、増加するプログラム等のオブジェクトの管理とプログラムエラーの発生時の迅速な対応、ミスによる本番のデータの消去、変更を防ぎ、又、ライブラリアンのミスによる開発中のプログラムの移行などを防ぐ目的である。本番への『依頼事項』を記載するものは、オンラインでもオフライン(用紙等)でも構わないが、記録としてだれでも参照できる体制をとる。又、緊急の場合とは、業務の流れが中断してしまい、続く処理に大きな影響を及ぼす場合のみに限るべきである。
開発保守用ライブラリーから本番用ライブラリーへの原始ソースメンバーの移行新規開発新たにプログラムを作成する場合は、開発保守用ライブラリーのソースファイルにそのメンバーを追加し、開発をする。テスト完了後、ライブラリアンに『依頼事項』として伝達して、オブジェクトとともにソースの本番用ライブラリーへの原始ソースファイルへ複写する。 修正開発既存のプログラムを修正をする場合、本番用ライブラリーの原始ソースファイルからそのメンバーを複写して、修正をする。テスト完了後、ライブラリアンに『依頼事項』として伝達して、オブジェクトとともにソースの本番用ライブラリーへの原始ソースファイルへ複写する。 複写後、元となる開発保守用ライブラリーのソースメンバーは、そのプログラマーの責任において、削除する。この際、ライブラリアンが確実にソース移行をしたかを確認すること。 各担当者の権限ライブラリアン
SE・プログラマー
ライブラリーの作成
不要オブジェクトの処置
|
You are at K's tips-n-kicks of AS/400
|
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||