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updated on 2004.06.23

10.1.システム標準化概説

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序文

日々増え続ける開発要求やデータやバックログを、効果的に解決することが、コンピューター部門の急務となっている。又、作成したプログラムのスペックの変更や、バグ等の早期対処と予防も考えねばならない。また、プログラマーの個性によるプログラム技法の多元化は、作成者以外のプログラマーにとって、極めて保守のしづらいものです。また、設計の段階においても各人まちまちでは、ミスが出やすく、その場の思いつきで終わる事が多い。

そこで考えたのは、『何か標準的なルールを開発時に遵守し、開発担当者以外の者でもそのルールをあらかじめ知っていれば問題点へのアクセスが速くなり、また、開発時に陥るだれもが経験する過ちをある程度、避けて通る事が可能となるのではないか?』ということである。

例えば、複数の開発者によるシステム構築の場合、よくあるのが、フィールド名やプログラム名が細かなところで違っていて、他の開発者が問題のあるプログラムを中々見つけられないとか、それぞれ違うファイルに同じフィールド名を付けてしまい、データの更新がうまく行かなかったり、結果としてデータがおかしいのは確認できるが、誰が、何時、どのプログラムでそのレコードを変更したか、分からないといったファイルレイアウトの些細なミス等、考えればきりがない程である。そこで、過去の失敗を生かし又、OSを正しく認識して、ある程度このような事のないよう予防策を講じなければならない。

このように考えて、以下に列挙する『標準化』を考案した。ここでの対象は、あくまで、ユーザープログラム(IBM提供のプログラム以外)を作成して、一つのシステムを作成する場合を考えている。また、これはOSの拡張やハードウェアの拡張等によって当然改訂されるものとして述べている。

なお、この標準化を理解するには、

OS400の全般的知識
RPG400の全般的知識
AS400のデータベースの概念の全般的知識
少なくとも3回以上のシステム開発の経験を必要とする。

 

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