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よく使うマニュアルです

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updated on 2004.06.23

9.32.STRPCOの気になるメッセージを変えよう

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STRPCOは、AS/400から、PCコマンドを実行できるので、「PCコマンドでアップロード」→「AS/400バッチ投入」の様な、連携に便利なので、業務でも使っています。ところで、妙な画面が、実行時にでます。ここでのお話は、パーソナル・コミュニケーションズ 5250のことです!

このメッセージ自体を「出さない」方法もあります。こちらをご覧下さいませ

気になるメッセージ

strpco1.gif

マニュアルでの言及

クライアント・アクセス/400 (OS/2 2.1版) パーソナル・コミュニケーションズ 5250 使用者の手引き 資料番号 SC88-5388-00

3.7.3.2 オーガナイザーの始動方法

PC5250のオーガナイザーは、5250セッションを始動した後、AS/400コマンドラインで以下のコマンドをご自分でまたはマクロを使用して入力すると始動します。

    STRPCO PCTA(*NO)
    GO PCOMNU

PCO.EXEが非活動状態

PCコマンド、プログラム、またはDisplayWrite 5/2(SBCSのみ)を実行中に、   PCO.EXEプログラムが活動状態になっていないことを示すメッセージがワークステーション・ウィンドウに表示されることがありますが、PC5250では、PCO.EXEが活動状態になっている必要はありませんので、無視してください

※ Windows版のPC5250の使用者の手引きマニュアルには、上記のことは出ていない(V3R6)。変だと思うが。

実は、長いことこの画面が気になっていました。ちゃんと動いているのに、警告メッセージがぶら下がっているのが、気持ち悪いのです。ところが、あることから、この画面を変更できることが分かりました。(ML400にて)。

予め注意してほしいこと

  1. ここでの作業は、ユーザーサイドで、「勝手に」する事です。IBMは、このようなことを「予期」していません。従って、ユーザー責任で、行わなければなりません。何かあって、IBMのSEさんやアンサーラインに問い合わせても、当然、答えてはもらえません。それを、覚悟の上で、行ってください。少しでも、不安な場合は、実際に作業はせずに、単に知識にとどめてください

  2. 結局、画面ファイルを、置き換えるのですが、実施前には、必ず、オリジナルは、何らかの方法で(別の名前にCRTDUPOBJや、RENAMEをするなど)で、取っておくこと

  3. また、バージョンアップやPTFなどで、再び、元のファイルに上書きされる可能性もあります

  4. ここでの作業目的は、単に、上記のメッセージを出さないことだけです。特別な機能を追加するわけではありません。

  5. 当方では、V3R1で確認をしました。

画面ファイル名

QDORDSPF

ライブラリー

QIWSとQSYS2962

(当社では、一次言語が英語のアッパーケース、二次言語が漢字となっています。多分、もし単一の言語(二次言語なし)の環境では、QIWSに有ると思います=推測)

従って、漢字環境でSTRPCOを実行するので、当社では、使用される画面ファイルはQSYS2962内のものです。

属性の確認

QSYS2962/QDORDSPFをDSPFDで確認。

外部記述

YES

ファイル・レベル識別コード

0941108234310

作成日

11/08/94

TEXT

PCO EXECUTE / TERMINATE DISPLAY 

MAXDEV

1

IGCDTA

*YES

WAITFILE

*IMMED

WAITRCD

*NOMAX

DTAQ

*NONE

SHARE

*NO

SRTSEQ

*HEX

LANGID

ENP

LVLCHK

*NO

レコード様式の数

1

ユーザー・バッファー長

134

装置の数

1

表示装置

*REQUESTER

EMHDSP

*YES

RSTDSP

*NO

DFRWRT

*NO

CHRID

*DEVD

IGCDTA

*YES

IGCEXNCHR

*YES

KEEP

NO

ASSUME

NO

PASSRCD

NO

MSGLOC

NO

PRINT

NO

DSPSIZ

24 80 , 27 132

(尚、一次言語が英語なので、QIWS/QDORDSPFは、IGCDTA(*NO)となっています。2つの画面ファイルの違いはここだけでした。)

で、レコード様式名は、DSPFDで出てきません。ところが、SDAの「表示装置ファイルのテスト」では、レコード様式名が、「PCOEXTRM」と出てきます。(ちなみにSDAの表示テストはエラーとなってしまいます)

画面ファイルのDDSソース

     A                                      DSPSIZ(27 132 *DS4                 -
     A                                             24 80 *DS3)
     A*-------------------------------------*
     A          R PCOEXTRM
     A*-------------------------------------*
     A            USERNBR      134A  B  1  2DSPATR(ND)
     A                                 11 24'AS/400 - PC間のジョブを開始しま+
     A                                      す。'            

作成する際の注意

元の画面ファイルは、名前を変えるなりして、取っておくこと。

システムライブラリーのオブジェクトですので、権限が必要になる可能性があります。QSECOFRで作成する事が、望ましいです。

CRTDSPFのLVLCHK(*NO)、DFRWRT(*NO)、IGCDTA(*YES)のパラメータに注意すること。

他のユーザーが使っていないこと。(当たり前ですが)。

実行結果

strpco2.gif (6436 バイト)

まだ、この方が、いいな!ウィンドウにしたら、とか、PUTOVR,ASSUME,KEEPをつけたら、など、思ったのですが、止めました。これで、十分です。

最後になりましたが、この情報提供者のかたへ、ありがとうございました !

1998/9/18


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