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よく使うマニュアルです

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updated on 2004.06.23

9.28.SNA Character String Codeについて

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参考

PC5250または、5250WSのマニュアル(数値パラメータなども出ています)

または

AS/400 クライアント・アクセス/400 パーソナル・コミュニケーションズ 5250 解説書 資料番号 SC88-5370-01(4.2 プリンター制御コード)ここには、数値パラメータが出ていません。

4.2.1 プリンター制御コードの形式

プリンター制御コードには、プリンター制御コードだけで特定の機能を果すものと、制御コードの後にパラメーターの指定によっていくつかの機能を果すものがあります。パラメーターを伴うプリンター制御コードの形式は次の通りです。

制御コード カウント パラメーター1 パラメーター2...
2 (1)バイト 1バイト 1 (2)バイト 1 (2)バイト
マニュアル固定値 自分で計算 マニュアル固定値 マニュアル固定値

パラメーターを伴う制御コードは、通常 2 バイトです。(パラメーターを伴わない、つまり単体で機能する制御コードは通常1バイトです。)
カウントは、制御コードに続くパラメーター(カウント自体も含む)のバイト数を1バイトで示しています。たとえば、1バイトのパラメーターを2つ伴っている場合のカウントは、カウント自身を含めるのでX'03'になります。PP(印刷位置)制御コードのようにカウントを持たない制御コードもあります。パラメーターの数は制御コードによって異なります。

罫線の例は、こちらを参考にして下さい → 11.10.レコード様式罫線付き印刷

文字属性 Set Font Size Scaling 文字を拡大するときの指定

2BFDnn02xxyy

xx=横 ; 00=標準、08=1/2、10=標準、20=2倍

yy=縦 ; 00=標準、08=1/2、10=標準、20=2倍 ※1/2は縦横ともに指定しないと無効

nn=04

Set Graphic Error Action 印刷できない文字フォントを受信したときの処理方法 の指定

2BC8nngguu

gg=代替文字をEBCDICの16進数で指定(省略値はハイフン(x'60'))

uu ; 00,01,02=続行、03,04=印刷中断ハードウエアエラー

nn=02 or 03

Set Text Orientation 文字を回転させるときの指定

2BD3nnF6xxxx

xxxx = 0000 から 86FF 通常の向き

xxxx = 8700 から FFFF 90度左方向に回転

nn = 04

Subscript    英数かなSBCS下付き文字

38

終了は 09:Superscript で行う

Superscript   英数かなSBCS上付き文字

09

終了は 38:Subscript で行う

文字セット Load Alternate Character 代替文字フォントのロード

2BFEnnmmee ilix

?使ったことない

Set Presentation of ControlCharacter SO, SIの扱い方の指定

2BFDnn03xxxx

xxxx ; 0000=0E,0Fは圧縮、0001=0E,0Fの部分に半角空白、0002=0E圧縮して0Fは半角空白2個

nn=04

Shift In DBCSフィールドの終わりの指定

0F

いまさら

Shift Out DBCSフィールドの始まりの指定

0E

いまさら

罫線指定 Define Grid Line 罫線の指定と印刷

2BFDnn00xxyyG1Gn

xx;線種 00=細線、01=太線、02=細二重線、08=細波線、09=太波線、0A=細二重波線線

yy;方向  00=罫線中止情報消去、40=垂直、80=G1からGnまでの水平線、C0=垂直、水平両方

G1からGn左マージンの位置を1/1440インチで指定する2バイトパラメータ(昇順にすること)

yy; 00=G1からGnは無視、40=垂直罫線が各Gi( 1≦i≦n)から印刷、80=G1からGnまでの水平線,C0=垂直は各Giから、水平はG1からGnまで印刷される

nnが05以上なら、必ず偶数にする

[参考] 9.52.罫線を帳票につけたい(1)9.53.罫線を帳票につけたい(2)

印刷形式 Set Character Density 英数カナ文字の文字ピッチの指定

2BD2nn2900xx

xx ; 00=無視、0A=10cpi、0C=12cpi、0D=13.4cpi(40/3)、0F=15cpi、FF=10cpi

nn=04

Set Horizontal Format 1行当たりの最大文字数の指定

2BC1nnhh

01 ≦ hh ≦ x'cc' 最大桁数を16進数で指定

nn=02

Set IGC Type DBCSの文字ピッチの指定

2BFDnn010000wwww

wwww ; 0000=5cpi , 00C0=7.5cpi , 00D8=6.7(20/3)cpi , 00F0=6cpi , 0120=5cpi

nn=06

Set Line Density 行ピッチの指定

2BC6nnLD

xx ; 00= 6 lpi, 0A=7.5 lpi , 0C=6 lpi, 12=4 lpi

nn=02

Set Vertical Format 1ページ当たりの最大行数の指定

2BC2nnvv

01 ≦ vv ≦ x'FF' (行数を16進数で指定)

nn=02

印刷位置 Carriage Return 印刷位置を行の左端へ移動

0D

Form Feed 印刷位置を次のページに移動

0C

Interchange Record Separator 'New Line'と同義

1E

Line Feed 印刷位置を垂直方向に1行分移動

25

New Line 印刷位置を次の行の左端へ移動

15

CRとLFを連続したのと同じ
Page Presentation Media 用紙ドロワーの選択

2BD2nn48000000xx0000yy00

xx=用紙ドロワーの選択;00=用紙ドロワー変更せず、01からFE=用紙ドロワーxxを選択

yy=印字速度 ; 00=速度変更せず、01=高速、02=通常

nn=0A

Print Position 印刷位置の移動

34fpxx

透過モード指定 Transparent 制御コードの印刷を許可

35nn

その他 Bell 印刷の中止

2F

Null 通常モードでは無視、透過モードではブランク

00

注:

(*1) Coded Graphic Character Set 

nn :カウントfp :   機能パラメーターG1〜Gn, LD, ee, gg, hh, il〜ix, mm, nn, uu, vv, ww, xx, yy :   数値パラメーター


AS/400のマニュアルでは、肝心の数値パラメータが出ていません。これらは、パソコン側のb_upd.gif (283 バイト)PC5250 5250ws などのマニュアルに出ています。

たとえば、Set Font Size Scaling 2BFDnn02xxyy 文字を拡大するときの指定 の場合は、

xxyy=2000で横倍角になります。

ここで、nnは、「カウントは、制御コードに続くパラメーター(カウント自体も含む)のバイト数を1バイトで示しています」なわけですから、

nn,02,20,00で全部で4つですので、nn=04となります。

つまり、16進数 x'2BFD04022000'は、横倍角にする指定になります。さらに、xxyyしかないのであれば、このSCSコードのnnは常に、04ですね。これを、o仕様書に埋め込むのですが、桁位置などのバランスが合わなかったりして苦労します。文字の前にスペースがあれば、そのスペースも倍角になっているようです。またこれを元に戻すのは、xxyy=1000になりますので、16進数は、x'2BFD0421000'をo仕様書に埋め込みます。

また、この16進数はx'40’より小さいので、印刷不能文字です。従って、印刷装置ファイルにReplace Unprintを*YESにしてしまうと、文字コードは指定の値に置き換わってしまいます。

1998/7/18


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