今までに、ほんとにいろんな名前でライブラリーを作ってきました。プログラマー用のイニシャル付きのライブラリーや、業務毎にSAVRSTしてもいい範囲を考えて作ったり。そんな中で、これはよかったというものを紹介します。
TEMP
- これは、QTEMPのQをとったもの。Qはシステム使用の予約接頭辞でしたよね。QTEMPはジョブ終結で内容が消去されます。これは、いつ消してもいいけど、消すまで残るファイルやIDUやプログラムを入れるライブラリーです。日ごとのバックアップから外しています。ちょっと残したいけど、無きゃ無いでいいや、というオブジェクト用。
IPLTEMP
- IPL時に呼び出されるプログラム(システム値QSTRUP)の中で、CLRLIB
IPLTEMPをしています。MONMSG CPF0000を忘れずに。つまり、次回IPLをするまで残しておきたいものです。消し忘れてもIPLで消えることが望ましい場合使用します。結構便利です。でもここに物理ファイルを作って、別のライブラリーに論理ファイルを作らないように注意しましょう。(それでMONMSGをしているのです。)
GPL
- これもQGPLのQを取ったもの。QGPLはバージョンアップなどで変わってしまう場合があるため、QGPLの代わりに使っています。ちなみにQGPLのGPLとは、General
Purpose Libraryのアクロニムです。
IDUOBJ
- IDUとは、Interactive Data UtilityつまりDFUやQRYのことです。そう、QRYやDFU専門のライブラリーです。最初、データ用のライブラリーに入れようかとも思ったのですが、STRQRY(WRKQRY)でプログラム名のところで、一覧要求(F4)をしたときライブラリーが一つの方が楽に探せるし、同じ名前のQRYやDFUを作らないで済むのです。
たかがライブラリー名と思っても、使い方や、管理方法で随分違うでしょう?(そうでもないか)
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