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updated on 2004.06.23

a.3. 2000年問題 其の参

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2000年問題修正の根本は、その解決方法により違いますが、データベースを年4桁にするならば、予めどんなものを修正すべきか、覚悟をしておく必要があります。
後で気づいて、やり直すのは労力の無駄です。ここに記すのは、もちろん今現在気づいている点だけです。他にもあるでしょう。

データファイル

フィールドの桁数の修正。年月日なら8桁へ、年月なら6桁へ、年だけなら4桁へ。できたら、編集ワードも付けておくと、QRYなどで楽になるでしょう。SSTやSELECT,OMITの内容にも注意です。

画面ファイル

参照フィールドにしていると、当然桁数が増えるので、別のフィールドと重なったり、EDTCDE(Y)もエラー※になるでしょう。
データは8桁で、表示や入力を6桁にすると、レイアウトの変更は起こりません。でも、画面フィールドは、データファイルのフィールドとは違う名前でないと、RPGのコンパイルエラーとなります。それから、名前を変えたならば、当然、転送命令が必要です。何らかの都合で、日付を文字にしている場合は、MOVELではなくMOVEにしなくてはなりません。さらに、入力の場合は、足りない頭2桁を補う処理が必要です。
すべて8桁とするか、表示は6桁、入力は8桁がいいでしょう。
b_add.gif (360 バイト)
※DDSの中で、8バイトの数字フィールドにEDTCDE(Y)をつけると、コンパイルエラーで、CPD7560(編集コードYには、3-7桁のフィールド長が必要)というエラーになります。しかし、RPGのプログラムでo仕様書に8バイトの数字を定義して、編集コードYにしても、エラーになりません。DDSのエラーは、編集語で、解決しましょう。
	 OQPRINT  H  101   1P
	 O .......
	 O                         O1DAT8Y   52  

印刷ファイル

これも、すべて8桁を基本としたいのですが、結構198ぎりぎりも多いのです。こんな場合は、もう6桁にしてしまいます。

QRY,DFU

DFU,QRYの修正は、面倒です。今のところ、DFUやQRYが参照するファイルを一覧するプログラムが見つからないのです。DSPPGMREFでは検索してくれません。まあ、ファイル名をQRY名やDFU名に含めていれば、楽でしょう。 ※追記:QRYの定義内容の取り出し方法がありました。b_upd.gif (283 バイト)

RPG

いろいろあると思いますが、無限に修正項目があるわけではありません。問題は修正しなくても、コンパイルが通ってしまうことです。実行して、結果をみて、あらら、ということに気づくのです。テストがとても重要です。なめてかかってはいけません。
 

  • 日付のワークフィールドの桁数
  • 日付を分解するDSの桁数
  • 年月をセットする配列の桁数
  • 日付がキーの時のKLISTの桁数
  • パラメータの桁数
  • 2つの日付の比較のときの、各々の桁数(同じでなくては当然だめ)
  • UDATEならば*DATEへ、またTIME命令は桁数を14バイトへ
  • 一時凌ぎに、年が40以下なら19000000をたして、それ以外なら20000000を足していた部分を無くす。(しょうがない時は残す。)

ほか

CLP

  • 日付ののワークフィールドの桁数
  • OPNQRYFのQRYSLT文
  • CPYFのINCRELなど
  • パラメータの桁数
  • CVTDATの桁数

考えただけで気が重くなりますね。でも機械的に出来る方法を取った方がよさそうです。一本一本にそんなに時間がかけられないのですから。


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