これから説明するコマンドはかなり複雑です。これは、昔、S/38のときのPDS(著作権放棄ソフト)のDSPFの中の表示機能と同じです。表示だけです。
基本的処理
- 指定されたファイルを内部記述で読み込む。配列に受け取ります。
- フィールドの入力バッファーをDSPFFDのアウトファイルから取り出す。
- 同時に、フィールド名やカラムヘディングやテキストを取り出す。
- フィールドの入力バッファー定義どおりにデータを切り出す。
- 切り出されたフィールドのデータの前後に表示属性を付ける。
- 表示属性を付けたデータをサブファイルに書き出す。
- それを表示する。これにより、ファイル1レコードの内容が、フィールドやテキストやカラムヘディングとともに表示できます。また、内部記述で、キー付きファイルも定義できるので、キー順に照会できます。
付加機能
数字は、ゼロサプレスや小数点や符号を付けています。符号がつく数字は数字フィールドだし、符号なしならば、文字フィールドに数字が入っているとすぐに分かります。
表示形式はいろいろパターンを機能キーで切り替えます。
- フィールド名+カラムヘディング+テキスト+データ
- フィールド名+データ
- カラムヘディング+テキスト+データ
- テキスト+データ
- カラムヘディング+データ
データ
キー付きファイルでも到着順処理もできるようにすると、デバッグで役立ちます。最後に追加されたレコードの照会が楽です。
サブファイルを使いますが、1件読み込み、1件表示です。ロールアップでREAD,ロールダウンでREADPします。
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