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よく使うマニュアルです

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updated on 2004.06.23

9.2.表示属性について

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表示属性とは

表示装置ファイルのDDSソースにキーワードDSPATR(HI)として、あるフィールドを定義した場合、そのフィールドの前後に表示の仕方を指示する20から3Fまでの16進数が付けられます。 

つまり、*                * となって,*にその16進数がつきます。表示属性の一覧を参照してください。  

これらの表示属性はAS/400本体というよりもワークステーションコントローラーの機能です。

ちなみに、キーワードVALUESやRANGEといった入力値を規律するキーワードもワークステーションコントローラで検査しています。だから、エラーがあってもプログラムに制御が戻らないのです。

利用方法

さて、この16進数をDDSのコンパイルを待つまでもなく、RPG内部で作成して画面に表示した場合、どうなるでしょうか。 

例えば、**              *という感じで、フィールドの左端にX21をいれるとどうなるのでしょうか。   そのフィールドは左端1バイトが減って、残りは最後の表示属性の直前まで反転となるのです。

これはあくまで、表示属性コード1バイトをフィールドの中ににセットしたわけです。ある文字列の左端にX22を付けて、フィールドにセットして表示すると、そのフィールドが通常のフィールドであっても、その文字列は高輝度表示されます。DDSで標識を付けて表示するのと同じですが、一バイトその表示属性に使われてしまいます。また、入力フィールドに付けてしまうと、入力可能フィールドに1バイトの文字が入っていることになるだけですので、その表示属性を削除できてしまいます。気を付けてください。
 

この表示属性は、開始はX20(普通)X21(反転)X24(下線)とかではじまり、※たいてい終わりはX20で終わることになります。DDSで生成された、普通のフィールドは、必ずこの状態になっているので、もしフィールドの中に表示属性を一つ埋め込んだならば、右端はX20をいれなくても、最初からX20が後ろについていることになります。

※注意
フィールドとフィールドが続く場合、一バイトだけ空けましたよね。この場合、最初のフィールドの終わりのX20は、次のフィールドの開始の表示属性のオーバーラップしていいのです。ですので、「たいてい終わりはX20で終わる」と書きました。

横棒グラフ

この表示属性を止めるX20は、右向きの横棒グラフをAS/400上で表示したりするときに使用できます。反転を利用すれば、最後のX20があるところが、グラフの終端になるのです。これで反転の横棒グラフの出来上がりです。サブファイルなどで表示してもいいでしょう。尚、縦棒グラフは配列を利用すれば、可能です。 随分むかしに作ったことあります。


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