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updated on 2004.06.23

2.20.横スクロールについて

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今度は、横スクロールについて考えましょう。ゲームの世界でも、縦スクロールよりも、横スクロールの方が難しいようですが、RPGでも厄介です。でも、難しく考えず、たとえ少しCPUに負荷をかけても、ユーザーフレンドリーなものを作りましょう。

問題は、外部記述は、コンパイル時に画面のデザインが決まってしまうことです。それを素直に、受け止める方法(横パターン1)と、そうでない方法(横パターン2)を紹介します。

  横パターン1

これは、単純です。1番目のサブファイル(SFL1)と2番目のサブファイル(SFL2)を機能キーを押すことで、切り替えます。これで、あたかも横スクロールをしているように見えます。

手順1.
   サブファイルは2セットをDDSに記述します。この時、2つのサブファイルは、切り替えても違和感のないようにデザインすること。
手順2.
  RPGでは、サブファイルのレコード消去、レコード書き出しをSFL1とSFL2ともに同時に行う。
手順3.
  表示の時は、SFL1の表示か、SFL2の表示かを区別して、表示。
手順4.
  切り替えのキーが押されたら、手順3にもどる。つまり、切り替えキーが押されるたびに、SFL1とSFL2を交互に表示するわけです。

横パターン2

これは、サブファイルを一つのみで行います。パターン2と同じように、機能キーで切り替えるのですが、サブファイルはそのままで、セットするデータが切り替わります。この時、各列の見出しも切り替えます。また、セットするデータはすべて文字にしますが、数字を編集して表示したいときは、数字編集のAPIを使います。ただし、一回10件読み込んで、切り替えをすると、再び同じ10件を読まねばならない部分が面倒です。自分はHIDDENフィールドにセットして、その内容を交互に出すようにしました。

※いろいろと考えた結果、この数字APIを使用する方法(横パターン2)は、あまりに特殊で一般的でないので、解説はやめます。奇をてらったやり方は多くの混乱を招く気がします。自分の作成してきたものでは、横スクロールといえば、横パターン1がほとんどです。横パターン2については、そんな方法もあるのか、ぐらいに思って下さい。これで作成すると、それをほかの人が修正するとき、あなたは呪われてしまいますよ。


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