SEUは、一般的にプログラマーの道具ですよね。このSEUをどれほど知っているかで、素人プログラマーを見分けられます。さて、今回は、SEUから出るエラーを見ていくことで、あなた自身の力量を図ってみましょう。
EDT0226
メッセージ . . : ファイル &2/&3 のメンバー &1
が 32764 レコードを越えている。
原因−−編集できるレコードの最大数は 32764
です。
回復手順−− 32764
レコード以下のメンバーで要求をやり直してください。 |
EDT0247
メッセージ . . : レコード数が 32764 を越えている。
原因−−編集できるレコードの最大数は 32764
です。
回復手順−−レコード数を 32764
より少なくして,要求をやり直してください。 |
RTVCFGSRCなどで、装置記述がとても多いと、出てきますね。 |
EDT0303
メッセージ . . : レコード長が 240 より大きい。
原因−− 240
桁より長いレコードは処理することはできません。 |
EDT1835
メッセージ . . : フィールドが 228 桁を越えている。
原因−−ソース・レコード中のこの桁とフィールド長の合計が大きすぎます。228 桁を越えるフィールドが定義されています。
回復手順−−フィールド長またはソース・レコード中の桁を変更して,実行キーを押してください。
エラーの詳細説明−−最大 240 桁までのレコード長をもつソース物理ファイルのメンバーを編集することができます。その内の12桁はレコードの順序番号フィールドおよび日付を記憶するために使用されます。残りの 228 桁がステートメント用に使用されます。 |
物理ファイル編集をしようとして、うっかり、こんなメッセージを出すこともありますね。CRTSRCPFはできるけど、SEUができないと言うことですよ。 |
EDT0305
メッセージ . . : DBCS 使用可能ファイルのレコード長を
16 より小さくすることはできない。
原因−− DBCS 使用可能ファイルでは 16
桁より小さいレコードを処理することはできません。 |
CPD7346 (QCPFMSGより)
メッセージ . . : RCDLEN パラメーターの値が正しくない。
原因−− FILETYPE(*DATA) および IGCDTA(*YES) として作成される物理ファイルの場合, RCDLEN パラメーターの値は最小でも4バイトでなくてはなりません。 FILETYPE(*SRC) および IGCDTA(*YES) として作成される物理ファイルの場合は, RCDLEN パラメーターの値は最小でも 16 バイトでなくてはなりません。
IGCDTA(*YES) として CRTSRCPF コマンドにより作成されるソース物理ファイルの場合は, RCDLEN パラメーターの値は最小でも 16 バイトでなくてはなりません。
回復手順−− RCDLEN パラメーターに正しい値を指定し,その後で,要求をやり直してください。 |
上記2個は、漢字データに関してですね。DDSのフィールド定義でも同じものがありますね。0E0F+漢字1文字で、4バイトですよね。日付フィールド+順序フィールド+4バイト=16バイト、と言うことです。 |
EDT0701
メッセージ . . :
レコード長の不一致である。作業スペースを回復することができません。
原因−−編集されたメンバーのレコード長が,作成された作業スペースの長さと同じになっていません。
回復手順−−作業スペースを再ロードするためにオプション2を指定して,実行キーを押してください。 |
こんなメッセージ見たこと無かったですけど、内部的には検査してるんですね。 |
EDT1022
メッセージ . . : 32764
を越える行の追加は無視される。
原因−−メンバーに行を追加したために,メンバーの行数が多くなりすぎました。
エラーの詳細説明−− 32764
行より多くの行数が入っているメンバーの編集はサポートされません。 |
最初のメッセージと同じ理屈ですね。 |
EDT1027
メッセージ . . : 順序番号が切り捨てられた。
原因−−分割/走査検索の下部セッションで,表示される1行または複数行の順序号が切り捨てられました。順序番号の最後の6桁だけが表示されます。たとえばレコード番号
1,000,010 は順序番号 '0000.10' として表示されます。
回復手順−−これは通知メッセージです。処置は不要です。 |