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よく使うマニュアルです

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updated on 2004.06.23


損益勘定振替について

会計の期末決算が完了した時点で、次期会計年度へ移行するわけですが、当期未処分利益を算出して費用・収益勘定の締めを行わなければなりません。当然、手計算でも可能ですが、もっと、合理的な方法を考えました。このシステムでは、特殊なバウチャーを自動的に作成して、これを転記更新することで、費用・収益金額を当期未処分利益に振替、その対象となった費用・収益勘定は、相殺して0になるようにします。転記更新が完了すると、当期の費用・収益勘定の繰越残高はすべてゼロとなり、その分がすべて当期未処分利益として、繰り越されます。

損益振替バウチャーの作成

  1. 事前にコンピュータ上に登録されている、損益振替用の勘定科目コードを取り出す(GLPLACTより)。 
  2. 転記用の費用・収益勘定の年間残高を取り出す。 
  3. 残高がマイナスの数字(貸方)ならばその絶対値をバウチャーの貸方へ、プラス(借方)ならばその絶対値をバウチャーの借方へセットする。 
  4. バウチャーの各費用・収益勘定の相手方としての損益勘定は、集計した貸方・借方の金額を1つのバウチャー内に1行づつ作成する。費用・収益の合計の貸方金額を損益勘定の借方へ、費用・収益合計の借方金額を損益勘定の貸方へ転送。 
  5. 明細行数が230から231を越えたら、次のバウチャーにする。 
  6. バウチャーのジャーナル番号は固定的に99とし、また、アナリティカルコードを必須とするものは、固定的に9999999をセットする。(これは、後で転記更新の際のエラー検査に引っ掛からない様にするため)。

損益転記更新

次に、上記のバウチャーを転記更新すれば、振替作業が完了します。

参考ページ

 

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