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updated on 2004.06.23

6.2.API基礎講座2 APIの2つのパターン

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APIには2つのパターンがあります。

  1. ユーザー・スペース(USRSPC)を使うAPI
  2. ユーザー・スペース(USRSPC)を使わないAPI

どちらのAPIに属するかの判断は、そのAPIの、必須パラメータに「修飾ユーザー・スペース名」があるか否かによります。

私は、プログラム作成前に、その必須パラメータを見て、ユーザー・スペースを使うAPIか否かを判定しています。本当は、もっと整理された内容のマニュアルで、「ユーザー・スペース使用かいなかのマーク」なんかあるといいんですけど。

bullet5.gif (241 バイト)ユーザー・スペースを使うAPI

ユーザー・スペースは、APIのみで使用する、APIとともに現れた新しいオブジェクトです。オブジェクトタイプは*USRSPCです。作成、参照はAPIによるしかなく、削除のみコマンドDLTUSRSPCが存在します(V3R1.0)。

このユーザー・スペースは、「予め、全部でいくつになるか分からないものを、検索する場合」に使用されます。

たとえばメンバーリストや、オブジェクトリスト、スプールの一覧とか、活動ジョブの一覧や、ロックされたオブジェクトの一覧などが含まれます。大体は、「一覧形式」のデータがユーザー・スペースにセットされます。

詳細は別途行います。

bullet5.gif (241 バイト)ユーザー・スペースを使わないAPI

「予め、全部でいくつになるか分かっているものを、検索する場合」には、ユーザー・スペースは使用されません。(というより、ユーザー・スペースは要らない。)

たとえば、RTVMBRDというコマンドを思い出してください。これは、ファイル名、ライブラリー名、メンバー名を渡すと、その一個のファイルのオブジェクトの、様々な属性を戻しますよね。初めから分かっている、属性分のパラメータがあれば、その属性の数は有限ですので、そのパラメータ分のみの定義で足ります。なにも、ユーザー・スペースにデータを展開する必要はないのです。

ユーザースペースについて、この後詳しく解説します。

 


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