3周年を迎えて
小さくなる世界
とうとう、3年も、続けてしまいました。よくやったよなぁ、このサイト、と自分でも思います。個人なので、自由に企画して、自由にできた、これがよかったのでしょうか。すごく、楽しかったです。大好きなマシンのことを、あれこれ、書いて、そして、たくさんのお便りも、もらえました。北は北海道から、南は九州まで、メールが来ていました。私が誇りにしていることは、必ず、お返事を出してきたことです。ある時は、教えてあげて、ある時は、わかりません、ごめんなさい、と詫びて、またある時は、教えられ、感謝しました。自分の、狭い世界が、次第に広がりはじめました。加速的に、どんどんと、広がり始めました。それは、怖いくらいでした。もし、メールを出したのに、返事が無いとしたら、それは、私としては、不本意な事故だと思います。ぜひ、もう一度、メールをください。でも、絶対に、お返事を出していると、思うのですが。(PCが危篤の時は、どうなのか分からないのですが)
日本の日本人だけでなく、アメリカ各州の日本人、香港の日本人、ニュージーランドの日本人、たくさんの外国で頑張っている日本人と、メッセージを交換できました。(皆さん、お元気ですか?)
日本語で読めないけど、OPNQRYFの部分だけでも英語版にして、と外国からの英語のメールまできました。その方、メキシコの方でした。「ええっ!?」と、すごく、驚きました。中国か韓国かわからないのですが、私のサイトをリンクされていました。これにも、驚きました。
素晴らしき人々
AS/400やってて、よかったなぁ、と、本当に思いました。みな、どういうわけか、AS/400をやっている人って、心のやさしい、惚れ惚れする人格者が多いんですよ。そして、それは、国境を越えています。本当なんですよ。大げさではないのです。News400のテクニカルライターの方や、インターネットNewsに参加されている方々、AS/400のサイトを管理されている、シンガポール、ドイツ、オーストラリア、そして、AS/400のBirth
placeのUSの方々。皆さんからの英文のお手紙には、心がこもっていました。やっぱり、ある程度の教養と、責任を持った人が、関わるマシンだからでしょうか?とにかく、AS/400の開発ユーザーの人的レベルが高いことは間違いの無いことです。それは、自分にとっても、いまだに自慢の種でもあります。AS/400という、「触媒」を通じて、より多くの、よりすばらしい、コミュニティに近づけた、そんな気がします。
♪You light up my life, you give me hope...
サイトのアクセス状況分析サービスで、何か新しくページを書くと、むさぼるように、たくさんの人が見てくれていることに、気が付いて、なんというか、義務感のようなものを感じはじめました。最初は、確かに、漠然と社会に貢献している気になっていました。会社勤めより、もっと、個人の力の限りで、社会に、広く貢献していると思っていました。勿論それは、うぬぼれだったのですが、でも、それだけの自己満足で、もう、十分でした。「生きる張り合い」、と言うのは、決して大げさな表現ではありません。毎日が充実していました。もし、このサイトを始めなかったら、今の自分は、ただ、漠然と仕事するだけのプログラマーだったと思います。馬鹿馬鹿しい人生をライトアップしてもらったような気がします。
元気の素
それは、メールを下さった方が、本当にたくさんいらっしゃるからです。人生に疲れたり、苦しんだり、悲しかったり、そんな時に、いただいたメールをひとつひとつ、読み返すと、だんだんに、元気になったりします。たくさんの人が見てくれている。必ず、誰かが訪れてくれる。誰もいない空間に、メッセージを出しているのでは、ない。果たして、いつ自分のメッセージを見てもらえるのか、わからないような、ビンに入れたメッセージを海に投げるのとは、まったく、違いました。誰かが、必ず、読んでくれる。
「うれしいなぁ」
正直な気持ちがそれでした。それ以上、もう何も求められません。メールに、励ましの言葉が入っていると、目頭がジーンとしました。
「...よかったなぁ」
「パソコン初心者なんです」なんていいながら、メールをくれる人もいます。「助けてください」とか、いきなり始まるメールもありました。「すごいですね」と言う人も、「ささやかながら、このような情報が..」とか、「ここはおかしいのでは」とか、「いつも参考にしています」とか、もう、このメールの山は、自分には、とても大事な財産です。いただくメールの行間から、差出人の方の人柄までわかってしまうような、そんな素晴らしいメールが多くて、もう、AS/400を離れて、なんと言うのか、その、...ただただ、よかった、と思うのです。
ここを、訪れてくださった皆さん、本当に、ありがとうございます。
Special thanks to ...
最後になりましたが、いつも、本当にいつも、励ましてくださった方が、二人いらっしゃいます。
横浜のAIさん。
大阪のKYさん。
この場をお借りして、御礼申し上げます。本当に、本当に、ありがとうございます。このサイトは、このお二方に、こころより、捧げる次第です。
それから、
ここは、この方がいいとアドバイスしてくれた方、
資料を惜しげも無くくれた友人知人、
本にしましょうよ、といつも、言ってくれる方、
間違えたことを書いていると、教えてくれたネチズン、
困ったとき助けてくれた方、 励ましてくれた方、
コマンドをくれた方、
海外生活の相談をしてくれたたくさんの方々、本当にありがとうございました。
2000-9-15
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