16.3.所感2 |
派遣の子を使ったら以前、あまりの人手不足の為に、派遣会社からプログラマーの子に来てもらった。女の子だった。RPGはまあまあ組めて、細かいことに気づくのだが、驚いたことがある。忙しいので、(だから、雇ったのだが)、「これと、これから、こんな感じのリスト作って。サンプルはこれ。標準化の資料はこれ。フィールドはこれと、これを使って。論理ファイルは自分で探して。」とここまでは、「はいはい」と、まるで旦那のわがままを聞く、女房の様だったのだが、「ついでに、CLP作っておいて」と言ったとたん、「え!あれは、SEが作るんです。」と言い出した。「ここは、インハウス開発だから、SEもプログラマーも無いんだけど。」「CLP知らないんです」「...あ、そう。じゃそれはこっちで作るよ」と、ちょっと、ムッときた。RPGだけでいいと思っているのだろうか。 よく思い出してみるとそういえば、ソフトハウスの頃、CLPは確かに、仕様を考えたSEが作っていた。CLPは、Control Langeuage Programのアクロニムだから、ジョブ制御言語になることは間違いない。だから、客先の納品に、メニューをつける場合は、SEがメニューを作っていた。全体の中の個体としてのプログラムを、全体の一部として組み込む作業の責任は、確かにSEにあるのだろう。しかし、RPG起動やファイルの作成など、RPG関連のCLPの作業も多いし、中には、CLPの知識無くては達成できないプログラムもあるのに、「知りません」で通用するのだろうか。おかしいと思う。たぶん、その人は、自分を、いわばRPGのバイオジェネレータとしてしか考えていないのだろう。まあ、派遣の仕事は、「手助け」がメインなのだろう。そう考えない限り、納得出来ない出来事だった。 ユーザーフレンドリーは、創作意欲からプログラマーは、やはり、ユーザーに喜んでもらいたい。「なにこれ?」とか言われると、がっかりする。どんなに工夫を凝らしても、相手が本当に望むことが出来なければ、「クソプログラム」なのだ。私は、帳票よりも画面(対話型)の方がすきだ。もし、印刷された文字がブリンクしはじめたら、帳票プログラムも好きになったかもしれない。理想は高い。 まともに動くこと(当然)
奇をてらう技術は使わないこと
シンプルであること
レスポンスが早いこと
見やすく、使いやすいこと
ぱっと見て、カッコいいこと。
相手が望むことを知って、それを解決すること
ぼーっと、プログラム作るだけではだめだ自分のスタイルをもって、プログラムをするのはいい。でも、早い時期にしない方がいいと思う。もっと、もっと、人のプログラムも見なくてはいけない。パッケージで、ソース付きなら、あの金額のパッケージのソースの内容を見てみるのもおもしろい。そのパッケージの別の意味での評価が出来る。チャンスがないのなら、News400とか、英語の書物のソースだけみるのだ(英語がいやならば、ソースを見るだけで刺激になる。)また、特に外人のプログラムはおもしろい。RPGでも、気づかないパラメータをしっかり指定していたり、CLPもいろいろ発見がある。日本だけでは、土俵が小さすぎるのだ。いいものは吸収して、気に入らないものは、頭の片隅のおく程度にして行くこと。こんな風に、ソフトハウスから離れると情報がぱったりと、とぎれる。そんな不安を取り払うには、努力が必要だ。 |
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